2019.06.28

オフィスのイス事情・1日7時間座っていてもホントに大丈夫?

オフィスのイス事情・1日7時間座っていてもホントに大丈夫?

 

 

“日本人は1日に7時間も座っている”という記事をネットで見たことがあるんだけど、それが健康にも影響するって本当かな?

日本人の座位時間が欧米諸国に比べてすごく長いんですよね。イスに座って、ずっと同じ姿勢でいると血流が滞り、それが不調の原因になるようです。デスクワークを続けていると腰痛、眼精疲労などの症状が出ますが、それを放っておくと肥満や糖尿病、高血圧、がんなどのリスクが高まるらしいですね。

それは看過できないね。だから立ち会議や昇降デスクが流行っているんだ。

仕事中でも立って歩いたり、少し体を動かしたりすることで“座りすぎ”のリスクを軽減することができます。長寿大国といわれる日本では、定年を過ぎても再就職する人が多いので、健康に長く働くために“座りすぎ”を防ぐための施策が必要かもしれませんね。

デスクワークでも立って仕事する、まずは意識改革からかな。

30分や1時間の単位で意識して立ってみるのが良いと思います。かかとを上げ下げする動作だけでも、効果があるみたいですよ。

軽いストレッチを挟めば、むくみも取れてデスクワークの辛さが軽減できるかもしれないね。それが健康につながるなら尚良しか。座っているときも快適に過ごす方法はある?

まずはチェア選びですね。オフィスチェア業界も“座りすぎ”問題解決に向けての取り組みが進んでいます。例えば自然に良い姿勢で座れるチェア、体を鍛えられるチェア、ヘッドレストやランバーサポートが標準設計されているチェアなどです。

 

コクヨ『ing』

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イナバ『Swin』は、座面をブランコのように動かせるネスティングチェアなんです。会議もはかどるかもしれませんね。

 

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いろいろ試してみたいね。チェアはどうしても見た目や値段だけで選びがちだから・・・

店頭や展示会イベントなどで座り心地を確かめてみると良いかもしれません。【豆知識・お役立ちガイド】社員のやる気がアップするオフィスチェアのおはなしの記事で紹介していますが、オフィスチェアの素材は大きく分けて3つあります。

◆ファブリックタイプ

いわゆる布。カラーバリエーション豊富でオフィスのイメージに合わせやすく、座り心地、触り心地は布によって変わる。安価で手の届きやすい商品が多くあるが、汚れや水分がとりづらいので、撥水しやすい布を選ぶ必要がある。

◆メッシュタイプ

通気性バツグン。ファブリックほどではないかもしれないけどカラーバリエーションもそれなりにある。フィット感が強く、座り心地は好みによる。

◆合皮タイプ

汚れや摩擦に強く、お手入れしやすいので長く使える。高級感があり文豪の気分に浸れる。エグゼクティブチェアに多い。

素材によって見た目も随分変わりますが、座るときの快適性にも大きく影響してきますよ。座った感触はもちろんですが、長時間使うことを考えると、通気性などにも配慮した方が良いと思います。

チェア選びはもちろんだけど、座っているときの姿勢も大事だよね。

チェアに深く腰掛け、背もたれを使うことで自然と後傾姿勢になります。これが良い姿勢と言われています。座面からひざ裏までの距離が指3本くらいになるようにチェアを調節すると良いといわれています。

予算があるから、チェアを買い替えるのも簡単じゃないよね。姿勢が大事とわかってはいても、習慣がつくまでが大変そうだ。

クッションを使うのも良いと思います。腰に置くだけで楽になりますし、姿勢を整えてくれるようなものもあります。

オフィスバスターズデザイン