オフィスのセキュリティー守り隊:UTMってなに?

2019.07.05
オフィスのセキュリティー守り隊:UTMってなに?

ICTツールが進化するにつれ、業務も私生活も楽になりますが、反比例するようにサイバー攻撃は日々巧妙化していきます。

オフィスのセキュリティーは心配だけれど、複雑なことはしたくないし、できれば簡単に顧客情報や機密を守りたい。そんなお悩みを解決するUTMについてのお話です。

UTMとは

UTM(Unified Threat Management)とは「統合脅威管理」のこと。

インターネット上ではオフィスの入り口となるルーターに、様々なセキュリティー機能をまとめて(統合して)、コンピュータウイルスなどの脅威を管理する事ができる機器です。UTM1台の導入で簡単にオフィスのセキュリティーを向上することができます。

小規模オフィス向けUTM Watch Guard Firebox T15

UTMでできること

インターネットを使うに当たっての脅威(スパムメールやウイルス、コンピューターへの侵入)を包括的にまとめて対策することができます。ファイヤーウォールやアンチウイルスなど、いくつもセキュリティー機能を使って守っていたのが、1台で可能になります。

日々巧妙化するウイルスからも、定期的にセキュリティー情報を更新するため常にセキュアな状態でオフィスを守れることが大きなメリットになります。

SOHO・中小企業にぴったりのセキュリティー機器

ネットワークのセキュリティーを高めようと思っても、何から手を付けていいか分からないという方が多いのでは?特に中小企業の方だと通常の業務と兼務で、PCなどの管理をされている方がほとんどだと思います。

UTMは導入するだけでセキュリティー強化できるので、常に人手不足な中小企業にはぴったりの機器だといえるでしょう。簡単に導入できるのも魅力ですが、保守に加入しておけばセキュリティーレベルの変更など遠隔で専門技術者のサポートが付いてきます。これで導入後も安心!

ご利用中のルーターに追加で設置することはもちろん、UTMにルーター機能は基本的に搭載されているので、ネットワーク機器の更新を考えている方の選択肢の1つとしておくのが良いでしょう。

ウイルスの侵入とウイルスが情報を流出させるのを防ぐ

外からウイルスが侵入するのと、ウイルスが情報を外に出すこと、UTM1台でどちらも防止できることが大きなメリットとなります。

外出先でノートPCを利用される方も多いと思います。そのため外でウイルスに感染してきたPCが社内の他のパソコンにまで感染し、情報が流出するパターンもあります。社内PCには重要な顧客情報、個人情報が多く、流出してしまうと会社の信用問題に関わります。

UTMを使えばこのような事態を避けられるので、個人情報の保護の観点からも価値ある商品です!

オフィスバスターズデザイン