オフィスにおけるおしゃれな照明の役割は、単に空間を明るくするだけでなく、無機質になりがちなオフィスの雰囲気をガラリと変え、働く人々にさまざまな効果をもたらします。
おしゃれな照明を選ぶ際は、オフィスの雰囲気や用途に合わせて、光の色、明るさ、デザインなどを考慮することが大切です。そんなオフィスの照明について種類やオフィス事例をご紹介します。
おしゃれな照明の効果とメリット
おしゃれな照明がオフィス空間にもたらす効果とメリットを挙げます。
●リラックス効果
オレンジなどの暖色系の照明や間接照明は、柔らかい光が空間を包み込む感覚で心身をリラックスさせます。オフィスでは休憩室やリフレッシュスペースにおすすめです。
●集中力アップ
寒色系の照明は頭脳を覚醒させ、集中力を高める効果があります。執務エリアやワークスペース、集中するためのワークブースに設置すると、その効果が発揮できます。
●空間演出
個性的なデザインの照明や間接照明はオフィスインテリアのアクセントとなり、空間をよりスタイリッシュに演出することができます。おしゃれに魅せたいエントランスや会議室のデザインに採用されます。
●奥行き感
スポットライトや間接照明を効果的に配置することで、空間に奥行き感を生み出し、空間を広く見せる効果があります。少し狭いなと感じる場所において、この効果を発揮します。
●陰影による美しさの演出
照明を巧みに使うことにより、壁やオフィス家具に陰影を創り出し、空間をより表情豊かにすることができます。
おしゃれな空間の演出に役立つオフィス照明の種類
オフィスの一般的な常設照明は、均一な明るさを確保できますが無機質な印象があります。そこで空間を演出するのに役立つ、主な照明の種類をご紹介します。
ダウンライト
天井に埋め込んで取り付ける照明器具です。天井面がフラットになり空間デザインの邪魔になりません。照射角度を自由に変えられるタイプもあり、サインや壁を照らすこともできます。
スポットライト
一定のポイントを重点的に照らすのがスポットライト。照らす対象をより際立たせることができます。レールを組み合わせると存在感のある天井のインテリアになります。
ペンダントライト
コードなどで天井から吊り下げるタイプの照明器具です。形状や笠のシェード、色もさまざまあるためイメージに合わせて選ぶと空間にアクセントを加えることができます。
間接照明
光を壁や天井などの面に当て、その反射光線を利用した照明方式です。空間に柔らかい印象と奥行きを感じさせる効果があります。
オフィス照明の色温度と快適性
照明にも色があり、色温度と呼ばれる自然や人工の光源から発する光の色を表すための尺度で表されます。色温度が高いほうから、青→白→黄→オレンジ→赤を含んだ色味になり、赤は色温度が低くなります。単位はK(ケルビン)で示され、種類は昼光色、昼白色、白色、温白色、電球色の分類で表示されます。
集中したい場合や物をはっきり見ることが必要な場合は色温度の高い昼光色、昼白色や白色、くつろぎの空間を演出する場合は電球色や温白色をおすすめします。空間の印象や作業の快適さを左右する照明の色は、使用目的に合わせて適したものを選びましょう。
おしゃれな照明のオフィス事例
オフィスで実際におしゃれな照明を活用している事例をご紹介します。オフィスデザインのご参考にどうぞ。
エントランス
リフレッシュスペース・休憩室
会議室
まとめ
おしゃれな照明を選ぶ際は、オフィスの雰囲気や用途に合わせることが大切です。光の色、明るさ、照明デザインで空間の使いやすさとデザイン性のランクアップを実現します。
オフィスバスターズデザインでは照明を活かしたおしゃれな空間のご提案や施工をワンストップで行っております。お気軽にご相談ください。