すべての企業、働く人にとって重要とされている一つの要素として「コミュニケーションの活性化」が挙げられます。
コミュニケーションが活性化されることによって、個人が持つ情報やノウハウの共有がされやすくなり、創造的な発想、問題解決など企業に重要な基盤となります。
もちろんそれは「仕組み」「風土」「人」をどのようにするかにもよりますが、その手助けとなるオフィスの空間にどのような仕掛けを入れると良いかお伝えできればと思います。
今回は従業員が働く執務室についてです。
執務室
最近ではフリーアドレスを導入している企業が多くなっており、固定席がない企業も珍しくなってきました。
弊社も移転と同時に、営業スタッフのデスクにフリーアドレスを導入しています。
まずは、どのような特徴があるかご説明します。
フリーアドレス
・隣に着席する従業員が毎日違う⇒他部署とも情報交換が可能
・好きなところに座れる⇒気分転換が可能
・空間が広々と使えて開放的
・データでやりとりが増え、社内のペーパーレス化が進む
・書類、私物などを毎日片づけるため、オフィスを清潔に保てる
・隣に着席する従業員が毎日違う⇒他部署とも情報交換が可能
・好きなところに座れる⇒気分転換が可能
・空間が広々と使えて開放的
・データでやりとりが増え、社内のペーパーレス化が進む
・書類、私物などを毎日片づけるため、オフィスを清潔に保てる
固定席
・毎日同じ席⇒落ち着いて業務にとりかかれる
・誰が着席しているか、把握しやすい
・書類や私物をデスクに置けるので、利便性が高い
・毎日同じ席⇒落ち着いて業務にとりかかれる
・誰が着席しているか、把握しやすい
・書類や私物をデスクに置けるので、利便性が高い
フリーアドレスと固定席の特徴を踏まえたうえで、それぞれのコミュニケーションのとり方を考えてみましょう。
フリーアドレスの場合
・同じ部署でのコミュニケーションを保つため、朝礼・夕礼などで時間をとって情報共有する。
・互いのスケジュール確認のため、自社固有のネットワークなどで情報を管理する。
・次にその席を使う人のことを考え、清潔に、LANケーブルなどを整理整頓してから席を離れる。(清潔感のノンバーバルコミュニケーション・・・!!)
・同じ部署でのコミュニケーションを保つため、朝礼・夕礼などで時間をとって情報共有する。
・互いのスケジュール確認のため、自社固有のネットワークなどで情報を管理する。
・次にその席を使う人のことを考え、清潔に、LANケーブルなどを整理整頓してから席を離れる。(清潔感のノンバーバルコミュニケーション・・・!!)
固定席の場合
・部署ごとに島が決まっていれば、いつでもコミュニケーションが可能。
・部署ごとに島が決まっていれば、いつでもコミュニケーションが可能。
どちらを選ぶにせよ、活発すぎる議論が交わされる空間から抜け出したいとき、フリースペースや、個室集中ブースなどを作り、仕事ができるよう工夫するなど必要かもしれません。
会社ごと・部署ごとにどちらを導入するか考えてみると良いでしょう。
その選択が、企業運営の肝となるかもしれません。