オフィスのリフレッシュスペースのメリットと事例紹介

2025.02.26
オフィスのリフレッシュスペースのメリットと事例紹介

リフレッシュスペースは、単なる休憩室ではありません。ひとりひとりのパフォーマンスを最大限に高めるだけでなく、優秀な人財を惹きつけ、やりがいを感じてその企業で働き続けてもらう上でも重要な空間です。
オフィス移転やリニューアルでリフレッシュスペースの設置を検討されている方へ、効果的に活用するための設計ポイントや事例を紹介します。

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リフレッシュスペースの重要性

働き方の変化にともないウェルビーイング経営が注目される中、従業員の心身の健康維持やワークライフバランスの向上が経営課題となっています。リフレッシュスペースは生産性向上やクリエイティビティの促進、社内コミュニケーションの活性化など、多様な効果をもたらす重要な施設です。

特に、長時間のデスクワークが一般的な現代のオフィス環境において、適切な休息を取れる空間の設置は、企業の競争力強化にも直結します。

リフレッシュスペース設置のメリット

従業員の生産性向上

適度な休憩を取ることで、集中力が回復し、業務効率が向上します。質の高い休憩を取ることで、その後のパフォーマンスを高める効果があると言われています。また、リフレッシュスペースでの軽い運動や仮眠により、心身のリフレッシュが図れ、ストレス解消にも効果的です。

社内コミュニケーションの活性化

社員同士の部署を超えた自然な交流が生まれ、情報共有や新しいアイデアの創出につながります。カジュアルな雰囲気の中での会話は、フォーマルな会議では出てこないような発想や提案を引き出す効果があります。また、普段接点の少ない部署間でのネットワーク構築にも役立ち、組織全体の一体感醸成にも寄与します。

採用活動・人材定着への好影響

快適なリフレッシュスペースの存在は、企業の福利厚生の充実を示す象徴として、採用活動でのアピールポイントとなります。また、既存社員の満足度向上にもつながり、優秀な人材の定着率向上に寄与します。これにより、従業員の健康管理やワークエンゲージメントの向上にもつながります。

効果的なリフレッシュスペースの設計ポイント

  • リフレッシュスペースの使用目的を明確にする

    休憩時に静かにリラックスするため、グループ作業をするため、わいわい集まれる場所などリフレッシュスペースの目的は変わります。企業それぞれに持つ風土や職場カルチャーによっても差があります。リフレッシュスペースの目的によって、オフィスのどこにレイアウトするべきか、内装デザイン、オフィス家具、必要な設備に違いが出ます。

    例えば偶発的な交流が目的であれば、人がよく通る場所にレイアウトすることや、作業場所としても使うのであれば電源などの設備などが必要になります。スペースを有効活用するためにまずは目的を明確にしましょう。

  • 快適性と機能性を両立させた空間デザイン

    採光や空調、音環境などの基本的な環境整備に加え、カフェスペースやグリーンを配置するなど、用途に応じた設備の選定が必要です。また、オフィスのコンセプトや企業文化に合わせたデザインを取り入れることで、より効果的な空間となります。

  • ワークスペースとは雰囲気を変える

    通常の執務スペースとはひと味違う雰囲気も大切です。雰囲気が変わることにより、気持ちの切り替えがスムーズになり、気分転換やリラックスを促進します。また、業務で行き詰ったときや、仕事でトラブル対応が大変だったときなど、リフレッシュスペースが気持ちを切り替える、癒してくれる、パワーチャージする場所として活躍します。

リフレッシュスペースの事例10選

それぞれの企業文化や目的に合わせたさまざまなリフレッシュスペースを紹介します。

  1. 自然豊かなキャンプ場のような空間

    株式会社シック・ホールディングス 様(東京都 新宿区)

    森を想像させるような天井までのグリーンウォールに、空のような綺麗な青のタイル壁と木目のフローリングが織りなす、キャンプ場のような自然の中にいるかのようなリフレッシュスペースです。隣のワークスペースとすりガラスのパーテーションで仕切られ、周りを気にせずコミュニケーションが取りやすいのが特徴です。

  2. カフェテリア風の明るく開放感のある空間

    株式会社UPC 様(東京都 新宿区)

    広々とした空間にカフェテーブルが並ぶカフェテリア風の場所です。カウンター席や2名~4名のテーブルがあり、人数に合わせ居心地の良い席が選べるのが特徴。執務スペースに隣接するスペースながらパーテーションで区切られ、雰囲気も違うためリフレッシュするには最適な空間です。オフィスへ入ってすぐの場所にレイアウトされているため社員の交流も期待できます。

  3. カフェスペースという名の通りのリラックス空間

    トップ産業株式会社 東京オフィス 様(東京都 渋谷区)

    落ち着きのある色合いと丸みをおびたソファ、木目や馴染みのよいベージュをテーブルや床にあしらい、くつろぎと柔らかい空気が流れる空間です。普段はワークスペースとしても活躍し、パートナー企業様を呼ぶこともあり企業イメージの向上にも役立つスペースです。

  4. ツリーを中心に気分転換できるシンボリックな空間

    株式会社free mova 様(東京都 渋谷区)

    床とパーテーションを明るい木目で装い、中心には天井までのグリーンのツリーを配置したカジュアルな空間。五角形のテーブル、ソファ、カウンタータイプの席を用意しました。フリーアドレスの並ぶワークスペースに隣接し、ひと味雰囲気が違うところもポイントです。

  5. 洗練された上質な空間のおもてなしスペース

    パナソニック ネットソリューションズ株式会社 様(東京都 中央区)

    モダンな空気感に包まれた大人なスペースは、卓球台テーブルにカウンター、ダーツにゴルフと遊び心もある空間です。あえてカラフルなインパクトのあるチェアがアクセントになっています。床の木目や壁の壁紙アレンジに、ダウンライトの照明が空間をランクアップしています。

  6. レンガ調の壁とグリーンで独自の魅力を放つ空間

    株式会社アート 武蔵小杉オフィス 様(神奈川県 川崎市中原区)

    レンガ調の温かみとグリーンの自然の要素を絶妙に融合させた、印象的なデザインの空間です。洗練さとナチュラルな親しみやすさを両立させ、心地よいリラックス感と活力をもたらします。窓に沿ってレイアウトされ開放感もあり、奥にはファミレス席も配置しています。

  7. 明るい木目調のインテリアにコーポレートカラーで独創的な空間

    ティーシートレーディング株式会社 様(東京都 千代田区)

    オフィスの角にレイアウトされ窓からの景観も楽しめる開放感のある空間。明るい木目のインテリアが主体のカジュアルなスペースは、ダウンライトの照明を追加し、柱や壁にはコーポレートカラーの青を取り入れた独創的な場所に。

  8. 土足厳禁の芝生風カーペットを使用した休憩スペース

    株式会社トレンド・プロ 様(東京都 港区)

    グリーンの芝生風の床がリラックス感を演出し、大きなボール状のダウンライトが目を引くおしゃれなスペース。このスペースは土足厳禁のルールで、リラックスした状態での使用を推奨。オフィスの奥にレイアウトされているため、おこもり感のある特別な場所です。

  9. 景観を楽しめるカウンター席が特徴の空間

    株式会社トライサーブ 様(東京都 豊島区)

    高層階の窓面からの景観をオフィスの一部として活用し、リフレッシュスペースに取り入れています。
    ワークスペースに隣接しているため、目隠しとしてグリーンを載せたハイバックソファもレイアウト。気分転換やほっと一息に活躍している場所です。

  10. ヴィンテージ風の内装がおしゃれなカフェ空間

    株式会社MIC 様(東京都 千代田区)

    スケルトンの天井をそのまま活用し、木目カウンターや家具、照明でヴィンテージ風の空間を演出。ノスタルジックな雰囲気の中にも都会的なセンスを感じさせます。おしゃれなカフェのような空間は特別なひとときを過ごし、創造性を刺激する空間です。

まとめ

ひとりひとりのパフォーマンスを最大限に高めるリフレッシュスペースは、オフィスに不可欠な場所です。オフィス移転やリニューアルを機に、目的に合わせたリフレッシュスペースを設置しましょう。

オフィスバスターズデザインではリフレッシュスペースのご提案を行っております。お気軽にお問合せください。

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