オフィスの防災:非常時用に備品・備蓄 何を用意しておく?

2018.12.02
オフィスの防災:非常時用に備品・備蓄 何を用意しておく?

いつ何時起こるかわからない地震などの災害。もしも大きな災害が起きても被害を最小限に抑えたい。
平成25年に東京都が定めた「帰宅困難者対策条例」において、2点を事業者に求めています。

・「むやみに移動を開始しない」 従業員が一斉帰宅することの抑制
・従業員向けの3日分の水、食料等の備蓄

そのためにはオフィスで何を準備しておくべきでしょうか。事前の備えや、備品・備蓄品をまとめました。

安否確認のための連絡手段

社内にいる人はその場で確認することができますが、社外にいる人との連絡手段を事前に確認しておくことが必要です。災害用伝言ダイヤルや、SNSなどで連絡すると、あらかじめ決めておきましょう。

ヘルメット

最低限1人1個、用意してください。家具が転倒したり、天井や照明が落ちてくるかもしれません。大切な命を守るため、必ず準備してください。また、余震発生時に装着したり、帰宅時にも落下物から身を守るために役立ちます。

備品

すぐに帰宅が難しく、オフィスに宿泊することもあるかもしれません。寒さ対策のため、毛布を用意します。また、水道が使えない可能性もありますので簡易トイレもあるとよいでしょう。
またケガ人が発生することもあり得ますので、包帯、ガーゼ、消毒液、絆創膏などの救急セットを用意。胃腸薬や解熱剤などの緊急用の薬も。
電気が使えなくなる可能性を考え、懐中電灯や携帯ラジオがあると安心です。

食料の備蓄

3日間の目安となります。
・水・・・9リットル(1人当たり1日3リットル)
・主食・・・9食分(1人当たり1日3食)

水はペットボトル入り飲料水。主食は「アルファ化米」「クラッカー」「乾パン」「カップ麺」など。賞味期限がありますので、購入後の管理も忘れずに。カップ麺を用意する場合は、お湯が必要になりますので、カセットコンロやヤカン、もしくは鍋も一緒に備えましょう。

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