オフィスチェアで働き方改革!ぴったりなチェアの選び方

2019.07.19
オフィスチェアで働き方改革!ぴったりなチェアの選び方

ワークシーンにおいて欠かせないオフィスチェア。

体への負担は、立っているときよりも座っているときのほうが大きく、自分に合わないチェアで業務を続けると、腰痛・肩こり・頭痛等を引き起こし、業務効率が低下する原因にもなります。

ひとりひとり体格や座っているときの癖が違うため、自分に合ったチェアを選ぶことが大切です。オフィスチェアは、シリーズやランクにもよりますが、オプションを駆使することで、自分の体格、姿勢にあった形にカスタマイズすることが可能です。

続いて、オフィスチェアのオプション機能についてご紹介します。

オフィスチェアの主なオプション機能

座面の奥行き調整

座面を前後に調整し、腰への負担が少なく、楽な体勢を見つけることができます。

・体格が大きい方→座る部分を深くする。(座面を前に引き出す。)
・体格が小さい方→座る部分を浅くする。(座面を奥にする。)

ランバーサポート

腰をサポートする機能です。

上下に動かせるものがほとんどです。

チェアによっては、前後にも調整できるものがあり、特にコクヨエアフォートは、自由に変形し、力を分散させながら反発するという空気の特性を活かした『エアランバーサポート』が採用されております。

アームレスト

アームレスト(肘掛け)は、チェアを選ぶ最初の段階で、必要か不要か見極めましょう。

・肘無チェア→スペース効率が良く、立ったり座ったりが多い業務に適している。
・肘付チェア→身体の負担が軽減される。(体重のおおよそ16%と言われる両腕を支える。)

また、肘には、固定肘と可動肘があり、更に可動肘にも①上下の高さ調節 ②左右の角度調整 ③前後調整と、3種類あります。机では支え切れない部分の肘を支えるため、肘の高さはデスク天板と同じ高さが理想と言われております。

PC作業が多い方は、肘付チェアを選ばれた方が良いでしょう。

後傾リクライニング

仕事中だけでなく、新幹線や飛行機、自宅でも利用する方が多いよく知られた機能です。オフィスチェアでは、リクライニングをロックさせる他に、ロックせず、リクライニングの固さを調節できるチェアもあります。

前傾チルト機能

デスクワークはPC作業や書類確認など、何かと前のめりの前傾で作業することが多くなります。後傾とは逆に、チェアが前傾に傾き姿勢を支えます。チルト機能は座面が前方へ下がり、前ももや股関節などの圧迫を軽減、身体への負担を減らします。

ヘッドレスト

上長用のチェアに多く選ばれているオプションです。

見た目がかっこいいだけでなく、ちゃんと理由があります。

長時間デスクワークしていると首が前に出て、首猫背を引き起こします。

人間の頭の重さは、成人で体重の約10%なので、首猫背になると首・肩への負担がかなり大きくなります。結果的に慢性的な首・肩こりにつながります。

ヘッドレストは、傾きや高さ、前後を調整することができます。リラックスしたいときは、後ろに引く、作業を行うときは、前に調整する、というように自分に合うように調整し、首・肩こりを防ぐことができます。

オフィスチェアの素材

ファブリック

座面・背面が布製のものをいいます。オフィスチェアでは一番メジャーな素材。価格がリーズナブルかつカラーバリエーションも豊富なため、ロットで揃えたい場合におすすめです。

 

レザー

重厚感があるため、社長室や会議室に置くようなチェアによく見られる素材です。
本革は耐久性が高く、合成皮革は比較的リーズナブルな価格で導入しやすいです。

 

メッシュ

通気性に優れているのが最大の特徴です。蒸れにくく、包み込むようなフィット感があります。背面メッシュが多いですが、座面までメッシュのものもあります。

 

お仕事をするうえで一番密接する什器と言われているオフィスチェア。『エルゴヒューマンチェア』や『リープチェア』など人間工学に基づいて作られたチェアもあるほどです。

 

まずは楽な姿勢を見つけ、それに合わせてオプション機能を利用してみてはいかがでしょうか。

オフィスバスターズデザイン