株式会社トライサーブ 取締役 常務執行役員 坂本 圭吾 様、総務部 部長 大宮 浩司 様 インタビュー

『社格を高める』ための挑戦を掲げたオフィス移転

株式会社トライサーブ 様

最初は候補から外していたビルに、最終的に決定した理由

オフィス移転に至る経緯をお教えいただけますか?
オフィス移転は、私たちにとって単なる場所の変更ではありません。弊社にとって今年は設立25周年の記念すべき年であり、『社格を高める』というスローガンを掲げました。さらには事業基盤を強化すべくウイングアーク1st株式会社グループへの参画を果たしました。企業として大きな変化と成長ステージを迎えた背景があり、会社のブランド価値を高めるべくオフィス移転を決意しました。

最初は池袋駅周辺のほかのビルを有力な候補と考えていました。Hareza Tower(ハレザタワー)は正直なところ、最下位の選択肢でした。一番行きたくないオフィスだなと思っていたんです(笑)

池袋でも有数の高さで素晴らしい眺望もあり、ビルグレードも高く、格段に印象に残るビルだと感じてはいたのですが、駅から少し歩くのとエレベーターの乗り換えの手間、イベント時の人の多さなどが気になっていたのです。


しかし、オフィス移転の本質的な目的を改めて考えました。社内メンバーとも何度か話し合い、ここで今回のオフィス移転の目的に立ち返ったのです。

移転しようとしているオフィスは企業価値を高めることができるのだろうか。企業ブランディングや採用の強化、社員の満足度を高めることや会社の社会的価値を上げることは果たせるのだろうかと。

その観点で再検討すると、Hareza Towerしか選択肢がないことに気づいたのです。実際に新オフィスをHareza Towerに構えてみて使い心地も良く、その決断の正しさを実感しています。

ホームページをきっかけに最高スコアのオフィスバスターズへ依頼

オフィスバスターズにオフィスづくりを依頼された理由は何ですか?

このホームページから問合せたのがきっかけで、最終的には御社へ依頼する流れとなりました。

オフィス移転には、多額の投資が伴います。そのため、公正で透明性の高いプロセスで業者を選定したいと考えました。RFP(提案依頼書)の作成がその鍵となりました。RFPは自社のニーズや条件などの要件定義を記載し、複数社から提案を受けることで最適なパートナーを見つけることを目的としたものです。

オフィス移転の目的やオフィスコンセプト、必要なオフィス設備やスケジュールなど記載したRFPを、お声がけした業者さんへ提示しました。

複数の業者さんからプレゼンテーションを受け、スコアリングを実施しました。オフィスバスターズさんはスケジュール、コスト、提案内容、対応面のすべてにおいて高得点で、総合点は最高スコアでした。この結果から御社へ依頼することを決めました。

実はオフィスバスターズさんは未知の会社でしたが、中古や新品のオフィス家具扱っている上場企業であることをホームページで知りました。また、希望する内装コンセプトに近いオフィス事例が掲載されていたのと、予算を決めるために料金プランのページが参考になったのも、問い合わせるきっかけとなりました。

お問合せフォームを送信するのに少し躊躇してしまったのですが、送信後すぐに折り返しのご連絡を頂いて安心したのを覚えています。

スムーズな移転プロセスと理想の対応

実際の弊社の対応はいかがでしたか?

今回のオフィス移転は本当にスムーズで楽だった印象があります。
これまでのオフィス移転では、工事の遅れや予期せぬトラブルに悩まされてきました。毎回、移転後の初日に出社するのが不安でした。オフィス内装の工事がスケジュール通りに進まないなど経験しており、思うようにならないのがオフィス移転だなと感じていたのです。

今回は全く異なる経験でした。電話回線の移転から、ビル側との調整まで、細かい部分含めすべてをオフィスバスターズさんにお任せし、驚くほどスムーズに進みました。関連するビル側の業者さんとのスケジュール調整も率先して対応くださって、トラブルを未然に防ぐことができました。

御社は「できませんでした」ではなく「対応しました」で必ず返ってきたように思います。こういう理想的な対応を望んでいたので、御社を選んで良かったなと思いました。

洗練されたモダンデザインのオフィスで企業価値を高める

実際に仕上がったオフィスの感想はいかがですか?

会社のブランドイメージを反映した、黒とグレーをベースにゴールドをアクセントにした内装デザインを依頼しました。移転前に企業ホームページもリニューアルし、この雰囲気をオフィスにも反映したい思いがありました。

洗練されたスタイリッシュなモダンデザインをオフィスにも取り入れ、25年の実績とともに培った信頼感やプロフェッショナルさを表現でれば、企業価値も高まりますし説得力も上がります。

ご提案時には3Dパースや床などのサンプルもご用意くださって、デザインとしては良いなと思っていたのですが、仕上りは若干違うだろうなと思っていました。しかし実際に完成したオフィスは、まさに想像以上でした。空間デザインも素晴らしいですし、社員やお客様からも「素敵なオフィスですね!」と好評頂いてます。

素晴らしい眺望で人々の印象に残るオフィスを実現

社内外の反応はいかがですか?

オフィスに来てくださるお客様の反応は、明らかに変わりました。特に採用でご来社くださる方は、少し驚きが隠せない様子が伝わってきますね。
私も他社さんのオフィスに訪問する機会が多々あるのですが、弊社と同じようなビルに入っているオフィスは、今でも印象に残っています。
今回の私たちのオフィスも、そんな人の記憶に残るものになったのではと思っています。

また、会議室へご案内するとき、オフィス内を通るレイアウトになっていて、社内のリアリティを感じてもらえるのもいいなと思っています。

社員たちはやはり眺望が望めるリフレッシュスペースが気に入っているようです。
煮詰まったときに、東京の景色を眺めたり、天気や季節の違いを感じたり、気分転換とともに仕事への活力を与えてくれます。

また社員たちが自慢したくなるオフィスにしたいと思っていましたので、気軽に立ち寄れる本社開放デーや、家族や子供たちにオフィス紹介するイベントの開催も考えています。

オフィス移転成功のカギは、明確な目的意識

これからオフィス移転をされる方へアドバイスはございますか?

これからオフィス移転を考えている方へ、私からのアドバイスは「RFP(提案依頼書)の重要性」です。これがあったおかげで最後まで軸をもってぶれずにオフィス移転ができたと思います。私たちのいるIT業界でもよくRFPは使用されるのですが、システム関連のみならずオフィス移転でも、社内でコンセンサスを作り上げて目的や目標が一致していくことで、プロジェクトが成功すると思っています。

オフィス移転のRFPを作成するのは初めてのことだったので、手探りでアシスタントと一緒に作成しました。
内容としてはオフィス移転の目的、オフィスコンセプト、必要な設備や座席数、予算やスケジュール、依頼内容などです。これを業者さんへ単なる仕様書ではなく、社内の意思統一を図るコミュニケーションツールとして活用しました。

実は途中で、もう移転はやめようか、というくらいのトラブルがあったのですが、最後までやり遂げられたのは社内で練り上げたオフィス移転の目的を振り返れたからこそ。移転プロセスで迷いや不安はつきものですが、最初に立てた目的と向き合い続けることが、成功への近道だと思います。

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株式会社トライサーブ

2000年の創業以来、あらゆる環境下でのシステム開発、運用を行う「システムインテグレーション」事業を軸とし、様々なITビジネスを展開。ソフトウェア開発および業務アプリケーション作成、開発環境構築技術サービスの専門集団として、高い技術力で高付加価値なITサービスを提供しています。社会やお客様の求めるデジタル化をサポートするために、新しい技術にも積極的に取組んでいます。