技研電子株式会社様 インタビュー
管理本部 I.K.様、Y.Y.様、東日本技術サービス本部 T.Y.様
プロの提案力が導いた働きやすいオフィスへの挑戦
創業60周年、自社ビルで叶えた理想のオフィス
前のオフィスが手狭になってきたこと、そして契約期限の終了を迎えるタイミングで、家賃や管理費などの固定費を見直すことにしました。初期費用と維持費はかかりますが、長期的な視点でコスト安定を考えると、自社ビル購入が最適だと判断しました。
ちょうど今年は創業60周年という記念の年。結果的に、自社ビルへのオフィス移転という一大イベントになりました。

自社ビル名には社名の一部をなぞらえ『GIKEN川崎ビル』と名付けています。名刺をお渡しすると驚かれることも多く、企業としての信用力は確実に向上していると実感しています。
今回のオフィス移転で目指したのは、社内コミュニケーションの促進と採用力の強化。そのために働く環境をアップデートしたいと考えていました。自社ビルだからこそ、自由なレイアウトと内装アレンジが可能になったことは、大きなメリットでした。
提案スピードと熱意、そして対応力が決め手に
オフィスバスターズさんは、平面図のレイアウトとイメージパースを、どこよりも早く提出してくださいました。おかげで新オフィスのイメージが具体的に湧き、とても印象に残っていました。
私たちの希望する働き方を反映してくださっただけでなく、実際に新オフィス周辺を歩いて雰囲気を感じ取り、必要だと思われる空間を提案してくださった熱意に心を動かされました。レイアウトはもちろん、費用面においても親身に対応してくださったので、依頼を決定しました。
実際の工事では、プロジェクトマネージャーの山口さんがリーダーシップを発揮し、臨機応変に対応してくださいました。おかげで期限通りにオフィスが完成し、大変感謝しています。
実は、会社の都合で一部の工事を別の業者に依頼する必要があったのですが、その業者との連携も山口さんが率先して推進してくださり、無事に移転プロジェクトを成功へと導いてくださいました。

フリーアドレス導入で、社内の雰囲気が格段に向上

新しい働き方への取り組みとして、従来の固定席をやめ、フロアごとの本部単位でフリーアドレス運用を始めました。目的は、さまざまな課との交流や部門を超えたコミュニケーションの活性化です。
実際に社員にヒアリングしてみたところ、「日々座る席が変わり、いろいろな人と隣り合わせになれてコミュニケーションを楽しんでいる」との声が聞かれました。フリーアドレス運用の効果が発揮できていることをとても嬉しく思います。カウンター席で気軽に声をかけてくれる人や、今まで関わったことのない人との会話も生まれているようです。オフィスを一新したことで、社内の雰囲気が格段に良くなったと感じています。
今回のオフィス移転では、御社の設計デザイナーに内装デザインやデスク、チェアなどのオフィス家具の選定をお任せし、メーカー品を新調しました。少し低かった天井の一部を抜いて開放感を演出したり、木目調のデスクや床、チェアの色使いをコーディネートしていただいたり、ビルの躯体に合わせた造作家具をオーダーしたりと、これらの工夫でオフィスの印象が驚くほど明るくなりました。
特にオフィスチェアについては、座り心地が良く、高さだけでなく背面の角度も自分好みにカスタマイズできる点が好評で、社員の満足度向上にもつながっています。
さらに、社員が便利にオフィスを使えるようオフィスコンビニを導入し、静かなフロアにはオフィスBGMを流して心地よい空気感を演出しています。
試行錯誤しながら、働きやすいオフィス環境づくりに前向きに取り組んでいるところです。


新しいオフィスの第一印象はすごく明るい!デスクの脚の色が違ったり、リフレッシュスペースのチェアの色がカラフルだったり、デザインが画期的です。木目調のデスクになって前のオフィスと比べると格段に明るくなりました。照明の色味も絶妙で、白すぎず暗すぎず、ちょうどいいんです。
フリーアドレスで手軽にいろんな人と交流できるのがいいですね。たまに課の枠を超えて、他の部署の方とも自然に交流できます。カウンターで作業していると、気軽に声をかけてくださる方もいて、日によっていろんな方とのコミュニケーションを楽しんでいます。
また、キッティングルームが広くなって、機器をさわりながら大勢で作業できるのが本当に助かっています。
デザイナーに一任する勇気と優先順位の大切さ

思い切って設計デザイナーに全てお任せして、本当に良かったと感じています。どうしても固定概念にとらわれがちですが、内装アレンジや色使いをお任せした結果、遊び心も取り入れた斬新なオフィスが出来上がりました。多少の勇気は必要ですが、大胆なチェンジを求めるなら、設計デザイナーに全て一任することをおすすめします。
また、次回からの改善点になりますが、優先順位をつけてレイアウトを考えることの重要性を実感しました。
今回のオフィスでは、社員から「一部すれ違いができない通路があり不便」という声が上がりました。座席数を確保したために、結果的に狭い通路になってしまったのです。その通路の使用頻度を踏まえて余裕のある通路幅を確保すべきか、それとも座席数を確保すべきか。今後はこのあたりも踏まえてレイアウトを検討していけたら、さらに良いオフィスができあがると思っています。

社会を支える通信ネットワークインフラ基盤の設計・現地調整・保守・施工をワンストップで行い、安定運用に貢献している企業です。ITシステムや情報通信システムの設計・検査・調整・工事・保守等の技術サービス事業や、ドコモショップ販売代理店の運営、法人向けモバイルソリューションの提案などのモバイルセールス事業を展開しています。「健康経営優良法人 2025 中小規模法人部門」の認定を受け、従業員が心身ともに健康で最大限のパフォーマンスを発揮できるよう、健康を積極的に管理し、改善や促進にも努めています。