オフィスづくりの豆知識として、「塗装」についてまとめました。
■塗装仕上材
【塗装の目的】
基本的に、塗装の目的は「美観の維持・向上」「躯体の保護」「機能性の付与」の3つになります。
【下塗り・中塗り・上塗り】
一般的に塗装は下塗り・中塗り・上塗りという「3回の塗り」を⾏ないます。これは下地を整え、塗膜を必要な厚さになるようにして最後の塗装が問題無く仕上がるようにする為です。
【塗装方法と種類】
・ローラー、刷毛塗り

ローラー、刷け塗りの例1

ローラー、刷け塗りの例2
天井や壁などに塗料を薄く塗り広げ、表面を保護し美しく仕上げるものです。性能や色、艶など、目的に応じて使い分けます。塗料は、アクリルエマルジョン系(AEP,EP)、油性ペイント(SOP,OP)等がよく使われます。また、ローラーや刷毛は用途に応じて使われます。
・吹き付け

吹き付けの例
吹き付けによって塗装のテクスチャーを作るものや、工場で什器などを仕上げる場合に用いる塗装方法です。現場ではリシンやジュラクなど、工場ではクリアーラッカー(CL)やウレタンエナメル(UE)がよく使われます。
・左官仕上げ

左官仕上げの例
壁土やモルタル、プラスターボードなどの塗り壁材料を主にコテを用いて仕上げる方法です。多くの種類のコテを使い分け、さまざまなテクスチャーを作り出すことが出来ます。