オフィスで部屋を区切った時に注意すべきこと

2018.12.02
オフィスで部屋を区切った時に注意すべきこと

新しいオフィスに移転や開業するとき、会議室やリフレッシュスペースを作るために間仕切りなどで部屋を区切ることがあります。
その際に注意すべきことをご紹介いたします。

空調は大丈夫か

間仕切りやパーテーションで区切った部屋の中に、エアコンなどの空調があるかどうかは、部屋の居心地に関わります。
空調がない部屋だと夏暑く、冬寒い部屋になってしまい、会議なども集中してできません。
完全に閉じきった部屋なら空調のある区切り方、空調がない部屋なら天井部分の欄間(ランマ)などをオープンにする間仕切りがおすすめです。

照明は大丈夫か

天井の照明の配置に合わせて部屋を区切らないと、部屋の中が思った以上に暗くなってしまうことがあります。
暗い部屋では作業効率も上がりませんし、気分も暗くなってしまいます。

消防設備は大丈夫か

部屋を天井まで間仕切った際には、部屋に必ず消防設備(感知器)が必要になります。
もともと消防設備がある位置か、消防設備を移設・増設するか、ランマオープンで区切るなどで対応します。

区切った部屋が狭すぎないか

消防法や建築基準法などにより、そもそも狭すぎる部屋は作ることができません。
収容される人数に合わせた広さの部屋が必要になります。

ドアの開きに注意する

部屋を区切る際にはほとんどドアが必要になってきます。
そのドアが内開きなのか外開きなのかを考えて設置しないと使いづらい部屋になってしまいます。
単純に部屋を区切るだけでも注意しなければならない点は思った以上に多いです。

普段何気なく使っている部屋なのでなかなか気付かないポイントもあるとは思いますので、今現在使っているオフィスの部屋の配置など、一度気にしてみてもいいかもしれません。

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