オフィスづくりの豆知識として、軽量鉄骨(LGS)壁下地についてまとめました。
■LGS壁下地の特徴
「L:ライト G:ゲージ S:スタッド」の略で、厚さ1.6ミリ~4.0ミリ程度の軽量形鋼となります。
LGSの形状には溝形、山形、Z形などがあり、それらを組合わせて使用します。鉄骨造や鉄筋コンクリート造などの建物で、主に壁・天井の下地材として用いられます。出来上がったLGS壁下地にプラスターボードを取付け、壁クロス張り仕上げや塗装仕上げの下地とします。
←LGS(軽量形鋼)
↑LGS壁下地
メリット
- 木には反りや曲がり、湿気の変動による割れがあるが、LGSは変動が少ない安定した材料である
- スタッドとランナーの組み合わせるシンプルなシステムで、木下地に比べ施工性が良く工事も早い
- 木に比べ重量が軽く、搬入が容易である
- 壁内に電気配線や設備配管を通しやすい
↑組立イメージ:LGS壁下地の名称
デメリット
- 木のように薄い材料を重ねたり、部分的に削ったりがしにくいので、細かい現場調整がしにくい
- 溶接を使う場合が多く、火の気の管理が難しい
- 下地が正確なコンクリートとの相性は良いが、古い木造等の下地で凹凸がある場合は施工精度が下がる
↑プラスターボード張り
以上です。
オフィスバスターズ デザインではこれらの施工を行っております。
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