2019.08.28

床の色と素材にこだわりワンランク上のオフィスを目指そう!

床の色と素材にこだわりワンランク上のオフィスを目指そう!

オフィスの内装やデザインで考慮したいポイントはいくつかありますが、その中でも印象を大きく変えるのが床のデザインです。

写真のとおり床の色や素材を変えるだけで、雰囲気が一変することがわかります。

オフィスの床といえばグレーのタイルカーペットのイメージが強いのではないでしょうか。グレーのタイルカーペットは紙くずが目立ちにくく、蛍光灯の明かりとのバランスが良いのでよく使われます。

今はオフィスの照明も豊富になり、床材も色もバラエティ豊かになってきました。

お客様の印象に残りやすいオフィスは、床にもこだわっているもの。

そこで床の種類と特徴についてお教えします。

床の素材について

オフィスの床に使われる素材は、ざっくり言うと3つ。主にカーペット塩化ビニルタイルリノリウムなどの天然素材に分かれます。

 

○タイルカーペット

オフィスデザイン事例
タカヤ株式会社様(東京都港区)

 

床にタイルカーペットを採用している企業は多いのではないでしょうか。家庭で使われることもありますが、50センチ四方のカーペットを組み合わせる方法がデザインも交換もしやすく、人気があります。

ハイヒールで出勤する女性が多いオフィスでは、滑りにくく足音を抑えてくれるタイルカーペットが快適なオフィスワークを支えてくれることでしょう。

ただ、他の素材と比べると摩擦に弱いため劣化が激しく、交換頻度が多くなってしまう可能性があります。

 

特徴

主に50センチ四方の正方形を組み合わせて使えるため、デザインがしやすい。

防音対策になる

滑りにくく、転倒などによる衝撃を和らげてくれる作用がある

部分的な張替えが可能で交換がしやすく、OAフロアに向いている

 

注意点

湿気がたまりやすい

摩擦に弱い

 

○塩化ビニルタイル

オフィスデザイン事例
株式会社ホワイトプラス様(東京都品川区)

 

塩化ビニルを木材や石材など、天然素材に似せて加工したタイル。デザイン性が高く、こちらも人気の床材です。

天然素材と比べると、手入れがしやすいという大きなメリットがあります。コーヒーをこぼしても安心。

見た目や質感はもちろん天然素材と異なるので、オフィスデザインのコンセプトと食い違いがないか吟味しましょう。

 

特徴

木目や石目の再現度が高く、デザイン性が高い

手入れがしやすい

水など染み込みにくい

 

注意点

本物の天然素材より安っぽくみえる

 

○天然素材

リノリウムや大理石などがオフィスデザインには人気の床材です。

自然界にあるものを切り出して持ってくるので、天然素材にはそれ相応のオーラがあります。「やっぱりこのオフィスすごい!」と来客時にも感動されることでしょう。高級感を演出したいとき、自然のぬくもりが感じられるオフィスにしたいときはぜひ天然素材を採用しましょう。

カーペットや塩化ビニルに加えて、天然素材は高価です。手入れも難しく、コストがかかりますので、予算組みをしっかり行いましょう。

 

特徴

天然ものならではのぬくもりや高級感がある

人や環境に優しい

 

注意点

手入れが難しい

高価である

大理石などは滑りやすい

 

床の色について

色にはそれぞれの効果があります。オフィスに向いている床の色を3種類にまとめました。

 

○グリーン、ブラウンなどのアースカラー

グリーン、ベージュ、ブラウンなどのアースカラーは、1日中パソコンに向かっていることが多いオフィスに最適。

癒しや心を落ち着かせるカラーの為、長時間デスクワークのストレス軽減になります。

 

○寒色系、鮮やかなビタミンカラー

営業の出入りが多いオフィスには頭の切り替えがしやすい寒色系がおすすめ。

発想力が求められるオフィスには意欲や発想力を促す赤や黄色のビタミンカラーが向いています。

 

○ナチュラルテイストの暖色系

リフレッシュスペースなど落ち着きを求める場所にはオレンジなどの色がおすすめです。芝生などを取り入れることで自然体に近づき、リラックス効果が見込まれます。

 

オフィスバスターズ デザインでは、それぞれの使用目的や、演出する空間に適した床の素材や色を選ぶことで、ワンランク上のオフィスデザインをご提案いたします。

オフィスバスターズデザイン